■ 「夏の学校」って…
夏の学校は、7日間普段の生活から離れ、大自然の中で初めての場所、初めての仲間と一緒に「自分たちで作っていく学校」です。
夏の学校は、普段の学校では学ぶことの出来ないことを大自然に囲まれながら体験したり、実際に自分たちで話し合ったりしながら、多くのことを学んでいきます。7日間の生活の中で、仲間たちと「楽しむ工夫」をしていきます。

■ 「夏の学校」の魅力とは…
自然の中での学習はもちろん。なんといっても仲間が魅力。はじめは、なかなか話せないかもしれないけれど、一週間の生活を一緒にして、おもいっきり遊んだり歌ったり、普段思っているけどなかなか言えないことを真剣に語りあったりしながら、いつの間にかとっても仲良くなっていたりして。そんな中で、いつもと違う自分も発見できるのも夏の学校の魅力。

■保護者のみなさんへ
中学生時代は、自分の生き方や将来について、まじめに考える時代です。友だちや先生と本気でぶつかり合い、話し合い、ときにはけんかもしながら、模索します。
しかし、今、多くの中学生が、本気で向き合える仲間や相談相手が見つからずに悩んでいるのでないでしょうか。「ひきこもり」になってしまったり、「キレ」て、突然の爆発を起こしてしまうような「事件」も相次いで起こっています。
中学生夏の学校は、大自然の中で一週間をともに生活し、学び合うことで、豊かな仲間関係をつくり出してもらいたい、「学ぶよろこび」を感じてもらいたいと願って、つくってきた「手づくりの学校」です。ここでの学習は、長野県長谷村の自然を中心とした「総合的な学習」です。
自然のなかでまるごと感じることが出発点。疑問に思った事を探求し、それをお互いに表現し伝え合う、そうやってみんなの認識が深まって行く「集団学習」です。いろいろな人の「ものの見方・考え方」を知ることで、視野も広がります。
また、青年指導員が中学生たちの学習や生活を援助するのも夏の学校の大きな特色です。青年たちが、いっしょに生活し、悩み、話し合い、考え合います。中学生たちは、そんな青年たちと豊かな生活・学習を創り出します。

■これまでの学習テーマ
夏の学校の学習は、「自然と人間の生活」「いのち」を中心テーマにして、つくっています。
第21回(2007年) かわらんべリターンズ
第20回(2006年) かわらんべプロジェクト
第19回(2005年) 食
第18回(2004年) 森と木と人間の生活
第17回(2003年) 川を下れば見えてくる 〜川と水と人間の生活〜
第16回(2002年) たべもの いきもの おくりもの
第15回(2001年) 地球の宝石46億年の旅
第14回(2000年) いのちの惑星の水の旅
第13回(1999年) 地球はでっかい焼きものだ
第12回(1998年) きこえる?いのちのつぶやき・自然のささやき
第11回(1997年) ジャガイモの芽から宇宙が見える

■参加者の声
班の人たちも、友好的でとても楽しいメンバーだったし、みんながあたたかい存在でした。そんないい友達にであえてなによりかなって思ったし、一緒に真剣に勉強したり、ふざけたりできて、とてもよかったです。(中2)
学校の勉強と、夏学の勉強のしかたって、全然違って、自分で歩いてたしかめるっていう夏学のやり方みたいなのは、自分的にもすごい楽しいし、新しい発見みたいなものがあって、やっててあきない。(中3)
メニューは、その日に手に入れた食材で、自分たちで決めるというものでした。なので、班ごとでメニューが違い、おもしろい食事作りでした。(中2)
自分たちで調べるのは楽しかったけど、難しかった。けど、まとめをした時に「食」から自分たちの調べたことがつながっていくのは本当にすごい!と思いました。(中2)
■こんな場所で行ないます
夏の学校を開催する伊那市長谷は、中央高速道路・伊那インターから30分のところにあります。少年少女山の家のある浦は、標高1200mの山の中、南アルプスの仙丈ケ岳が目の前にそびえる静かな山里。夜には、鹿やタヌキ、イタチとも出会うこともあります。少年少女山の家は、たくさんの人たちの手で建てられた“手作りの家”です。

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