少年少女キャンプ村

健康・安全について

指導員が生活を共に

 準備期間中も当日も、基本的には子ども7~9人程度の「班」単位で行動します。班には必ず指導員(高校生・青年)が2人以上つき、そのうち1人以上は青年(高卒以上)という体制をとります。指導員は24時間常に子どもたちと生活をともにし、常に班の子の状態を把握しています。

 

事前の集まりで信頼関係を構築

 事前に何度も集まりを持つのは、参加する子ども同士や、班の指導員と子どもが、あらかじめお互い信頼しあえる関係を構築しておくことで、危険を未然に防ぐ効果も狙っています。

 

学習会・実地講習

 指導員やスタッフは事前に救急法や野外生活における衛生管理、キャンプ生活における安全管理などについて学習会を行ないます。また、指導員は現地で7月後半に行なわれる指導員だけのキャンプ「リーダーキャンプ」に参加し、実地でキャンプ技術や衛生・安全管理の講習を行ないます。

 

 

 

備えあれば…

 参加者全員が傷害保険に加入します。保険料は参加費に含まれます。健康についての留意事項などは、「参加者カード」に記入して提出していただき、事前に指導員が目を通しておきます。当日は保険証のコピーをご持参ください。

 

医療スタッフと「保健室」施設

 現地は冬季はスキー場として使われるため、レストハウスが2軒並んで建っています。当日はここを本部として、常時数十人の大人のスタッフ(主に参加する子どもの親)が待機しており、緊急時には安全確保のために行動できるよう準備しています。また、医師・看護婦が医療スタッフとして参加し、本部に待機します。

 

ケガをしたり調子が悪くなったら…

  1. 軽いケガや不調の場合は村の指導員の判断で治療や休養を取らせ、本部に報告します。
  2. 心配な場合は、本部に連れて行って医療担当者が治療に当たり、様子を見ます。
  3. 症状が重い場合は病院へ医療担当が付き添って救急診療を受けに行きます。