8. おわりに

 今回は触れきれませんでしたが、昨年暮れからの子ども組織研究会では、地域に子どもの異年齢集団(組織)を育てていく上で大切な課題がたくさん出されました。立柳論文にもあるように今後、地域の中にさまざまな動きが起こってくることが予想されます。


 そういうときに何が大切かをしっかりとつかまえ、子どもをふりまわすのではなく子ども自身の育ちをゆったりと見守っていけるような、子どもたちの権利が豊かに花開く地域づくり、子どもの組織作りをすすめていきましょう。そのための学びあいの一助にこの小冊子がなることを期待しています。■