子どもたちの危機を説き、地域の遊びやそれを支える異年齢集団の大切さを語る人は大勢いますが、実際に子どもたちとはじめの一歩をふみだす人は、そう多くはありません。東京ではいま70近い子ども会や少年団、遊び会が活動しています。そこでは、高校生や大学生、10代後半から20代前半の若者たちが生き生きと子どもたちと遊び・語り合い・歌や音楽などの文化を共有しあっています。
墨田区では、中学校のときに少年少女センターのキャンプなどに参加したことがきっかけで、「こういう活動が地域にひろまって子どもたちの仲間の輪が広がったらいいな」と考えた2人の中学3年生が学校の友だちによびかけ、小学生たちをさそって、遊び会やクリスマス会を行いました。それから一年、この地域では、11人の高校生指導員たちが、毎月1~2回、町の公園を利用して小中学生たちとの遊び会や季節の行事を続けています。