アウトドア講座:キャンプで食事をつくる

7.5. 火がつきやすいマキ・火もちのするマキ

★ 針葉樹の場合

 おおざっぱに言って、マツやスギ・ヒノキなどの針葉樹は、たいへん火がつきやすい木です。これらの葉は、とってすぐの青葉でも油分が豊富に含まれるために、すぐ火がつきよく燃えます(ただし、油分が燃えたらおしまいなので、燃焼時間は、短い)。

 

 マッチ一本でも着火するので、まず、マツやヒノキの葉を集めて火をつけ、燃えている間に乾いた細いマキをどんどんくべて火を大きくしていきます。

 

★ 広葉樹の場合

 その逆に、クリやクヌギなどの広葉樹は、木が固く、なかなか火がつきません。しかし、一度火がついたらいつまでも燃え続けます。炭の材料としてこれらの木が使われるのも、そうした意味からです。

 

 シラカバの木は広葉樹ですが、油分をよく含んでいるために、よく火がつきます。特に、樹皮の部分は、着火材として役に立ちます。

 

 キャンプ場で売っているマキのほとんどは、カラマツやスギの木の皮の部分を刻んだものです。

 

 火がつきやすく、火力もあるのですがのですが、ケムリがたくさん出る上に、すぐ燃えつきてしまうので、子どもたちが目を真っ赤にはらせてしまったり、ちょっと目を離していると、燃えつきて火が小さくなってしまったり、逆にくべすぎて火が強くなり、ごはんをこがしてしまったりと、扱いにはけっこう苦労させられます。

 

 雑木林のブナ類の枝が手に入るならば、カラマツやスギは焚きつけ用にし、落ち着いた煙の少ない、長持ちのする火で調理をしたいものです。

 

★ マキの種類と火のつきかた

樹種 堅さ 付き
持ち
火力
 煙 
くぬぎ
くり
くわ
きり
しらかば
やなぎ
すぎ
ひのき
からまつ
えぞまつ
もみ
まつ